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児童書と実用書の未来をひらく! Next Innovation…  What comes to your mind…
2017年08月30日

子どもの考える力を育てる  ゼロから学ぶプログラミング入門


本書はプログラミングを通じて、子どもの考える力を育てることを目標に作られています。そのため2部構成となっており、第一章は4匹のネズミたちがお掃除や料理といった日常生活にあるものからプログラミング的思考を学ぶ様子を小説にしており、物語を読むだけでプログラムの基礎的な知識を身につけることができます。お話のテーマはあくまでも、『プログラミングに必要な思考』のため、実際にプログラムを作るような場面はありません。
第二章は、子ども向けプログラム言語のScratchを使って実際にプログラミングを学習します。第一章で紹介したプログラミング的思考を実際のプログラムで体験することで、より考える力を学ぶことができる内容となっており、最終的には、本格的なシューティングゲームを自分でつくるところまでプログラミングを理解できる一冊となっています。

【監修 熊谷 正朗】

日本機械学会教育賞を受賞した東北学院大学の熊谷教授が監修されています。大学の研究室では、学生の希望を聞いて卒業研究の開発テーマを決定するという形式をとっており、特に2004年の学生の希望から始まった玉乗りロボットの開発は国内外で注目されました。開発の面白さをイベントや出前授業を通して学外にも伝えるほか、エンジニア向けの技術系セミナなども実施しており、WEBページ上に数多くの情報が掲載されています。

【作者からの想い】

昭和の子供たちに『そろばん』を習わせたような感覚で、いまは子供たちにプログラムを習わせるプログラミング教室が盛況だったり、文部科学省の方針として2020年には小学校でのプログラミング必修化の流れが進んでいたりしています。また、子供たちに教えるために、学校の教員や保護者がプログラムに注目しているという現状もあります。このように現代社会においては、プログラムを論理的思考を育むための学習ツールとして使用するという、いままでになかった学習スタイルが生まれ、このプログラム本は、子どもたちの考える力を育てるための一冊となっています。読者に求められるのは「物語を読み進めること」と「Scratchで幾つかのブロックを組み立てる」だけですから、プログラミング本を手に取って陥る、「掲載されているプログラムが作れないから本の後半へ進めない」「本の通りに作ったはずなのに動かない」というようなことはなく、プログラムに苦手意識があっても最後までたどり着ける書籍になっています。

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